副作用を防ぐ秘訣

注射

注入部位で効果が変わる

米国の食品医薬品局と、日本の厚労省から認可を受けているボトックスは重篤な副作用がなく、安全性が高いことでも知られています。強いて副作用を挙げるなら、注射針を刺すことで生じる内出血と痛みですが、治療直後に赤みが発生することはそれ程ありません。ボトックス治療では非常に細い注射針を使うため、毛細血管に損傷を負わせるリスクが少ないことも理由になっています。針が細いので麻酔を使わなくても平気な場合が多く、また、麻酔をすれば痛みを減らせるので、穿刺の痛みはあまり考慮する必要がない副作用です。痛みに関しましては、針を刺す時の痛みより、薬液が体に入ってくる痛みの方が課題かもしれません。ですがこの痛みは医師の技術力で左右される部分が大きく、例えば一気に注入するドクターでは、注入薬に圧力が加わることで痛みが増します。その点、腕の良い医師はジワジワと緩やかに注入してくれますから、余分な圧迫が生じず、痛みの少ない治療となるのです。そのほか、注入過多で過剰作用といった副作用を招かないためにも、経験豊富な美容整形外科医に治療してもらうことが、副作用を防ぐ秘訣となっています。全く同じ薬品でありながら、注入部位によって得られる美容効果が違うことも、ボトックスの魅力です。顔へ注射する場合でも、額や目元などの表情筋へ打てば表情ジワの改善効果が得られ、咬筋に注入すればエラの広がりを抑えて小顔にしてくれます。どちらも運動神経の伝わりを遮断して、筋肉を弛緩させることで実現しており、注射だけでコンプレックスを解決できるのが強みです。また、マイクロボトックスと呼ばれる治療方法では皮膚へ浅く注射していき、肌をリフトアップさせます。タルミが気になる部分に少しずつ打つことで、その皮膚がキュッと締まり、肌の張りをよみがえらせる仕組みです。ボトックスはコラーゲンの生成促進作用や皮脂の抑制効果も持っているため、美肌を手に入れながら、引き締め作用で小顔を目指せます。そのうえ毛穴の開きも改善できますから、お化粧の乗りが良くなるといった効果も望めるのです。さらに、ボトックスを脇などの発汗部位に打てば汗止め効果が得られますので、多汗症の悩みも改善できます。